集まれ旅人Ⅳ 205004


渡渉点を渡る時のマニュアル

1:旅人 :

2017/04/25 (Tue) 04:24:02

 これもマニュアル化しないといけないだろう。

①対岸に船頭が居たら船を出してもらう。
②息を殺して、複数人で居たならば身を寄せながら渡らねばならない。
③「矢切の渡し」を口ずさみながら渡ると上手くいくことが多い。
④流されたら運が悪かったと思う。けっして他人のせいにしてはならない。
⑤ウエーダーを使う時は、釣竿を持って渡ると様になる。
⑥流れの中を見過ぎると水流により目が回るようになるので注意。
⑦飛び石が在ったら利用するといい。http://himalaicus.hiho.jp/yamaseireki/2007/kamitawara/kamitawara.html お勧め。
⑧渡る前にザックを対岸に投げておくと楽なので日頃から投擲練習は欠かさず行う。
⑨飛ぶ前や渡る前に般若心経を唱えないとならない。神頼みと精神の安定のため。
⑩無事渡れたら、山の神に感謝し堀内孝雄さんばりに「ありがとう!!」と言わねばならない。
⑪もし流された場合。どんなに冷たい思いをしても、水から上がったときは「ちょー気持ちいい」と言う事。
⑫もし流された場合。うまく対岸に辿り着けたら「理想の泳ぎでパーフェクトだと思います」と言う事。
⑬もし流された場合。渡れず戻ってしまった場合「何も言えねぇ」と、とりあえず言ってみる。
⑭渡渉点通過が冬山である場合。スコップとゾンデ棒とビーコンを持っていると事故した時に叩かれることが少ない。
2:tinji :

2017/04/26 (Wed) 19:40:02

ビニル袋は高級なダイソー製を使いましょう。
破れにも強くビバークするときはツエルトの代用にもなります。
尾瀬の池溏で水没したときは役に立ちませんが・・・・
雪融けの水に流されないように体重は80キロ以上をキープすることが肝要かと思います。
3:旅人 :

2017/04/27 (Thu) 04:25:57

 深夜、内蔵助平でKUMO氏と出逢ったときは、氏は冷蔵庫に被せてある大きなビニール袋に入って休憩をされていました。ビニールと頭は使いよう。

 キャン・ドゥでもなくセリアでもなくダイソーのビニール袋に身体を預けるのがいいようだ。伝統と多くの販売実績のある不動の四番、おぎのやのビニール袋はどうでしょうか。日頃から堅いものには慣れていると思うので採用してみようかと・・・。
4:猫爺 :

2017/04/27 (Thu) 21:09:02

 マニュアルに追加。

 残雪期に雪のブロックを踏み台代わりに使うのは、危険なのでやめた方がいい。

 雪が崩れて、冷たい池塘に沈んだ人を知っています。いえ、この掲示板の関係者ではありません。
5:旅人 :

2017/04/28 (Fri) 04:51:09

 先週末に計量に失敗したタパレス選手。何事をするにも重さは重要かもしれない。
6:tinji :

2017/04/28 (Fri) 05:55:48

池塘に落ちた人を見たときのマニュアル

①巻き込まれないようにその場からすこし離れる
②カメラを素早く取り出し、水没するチャンスを狙う
③水没者が救助を要請してきたら、ワラを投げる
(このときのために麦わら帽子を用意しておく)
④自力で這い上がってきたら、現場をバックに撮影し記録とする
(このとき決して笑ってはいけない.画像がブレる事がある)
⑤貴重な記録は誤って削除しないように、カメラの画像にプロテクトをかけておく

追記
流されたときのために身体には脂肪を蓄え、BMIは25程度を維持すること

7:旅人 :

2017/04/30 (Sun) 06:17:35

 藁をもすがる沈没者。撃沈なのか轟沈なのか、鎮爺氏の場合は鎮沈と言うべきか・・・。

 ヘルメットをかぶったハイカーが多くなりました。これからは写真のこれらを纏ったハイカーも増えるでしょう。

 ビーコンを持つより、御守り一つ持つ方が安心できる私は古いでしょうか。
8:猫爺 :

2017/05/09 (Tue) 20:55:49

替え歌 戦友
(あるいは、尾瀬の悲劇)

ここは都を何百里
離れて遠き上州の
春まだ浅き尾瀬ヶ原
日暮れて寒気は忍び寄る

折しも原の片隅で
諸肌脱ぎし大男
濡れし衣服を絞りつつ
青き唇噛みしめぬ

思えば悲し 今頃は
十字路小屋にて前祝い
明日は登らん景鶴へ
飲めや歌えの筈なれど

ああ 木道の最中に
後ろにおったこの友の
にわかに「あなや」と叫びしを
我は思わず振り向けば

氷浮かべる池の面(も)に
友は首まで水没し
浮きつ沈みつ断末魔
藁をも掴まんその姿

シャッターチャンスの時なれど
これが見捨てておかりょうか
しっかりせよと手を伸ばし
友の腕(かいな)を掴みたり

されども友は剛胆に
我の助けを振り払い
余計な心配無用なり
自力で水より上がりたり

背に負いたりしザックより
流るる水は滝のごと
友は木道に仁王立ち
ムフフと不敵な武者震い

今ぞ知りたるど根性
上州岳人の心意気
長く後世に伝えんと
おのがカメラに記録せり


https://www.youtube.com/watch?v=gH9W0oVCjRA
9:旅人 :

2017/05/10 (Wed) 03:49:37

 峰山に早々に出向いた猫爺氏同様に、私も首までのフル鎮沈したと言う現地に出向いてきました。

 しかし、湿原の上は楽に歩け過ぎて面白みがありませんでした。アイスクリームなども、少し溶かして食べると美味しいとも言います。湿原も少し融け頃に通過すると味わえるようです。最良のタイミングを知っている岳人は、やはり融け頃で狙うのでしょう。私などはまだまだ修行が足らないようです。
10:tinji :

2017/05/10 (Wed) 07:15:13

友の励ましは心も身体も温まりました。
落ちたときはピッケルの石突で刺されるのでは無いかと、自力で這い上がりました。
しかし、本当に心配してくれる姿はまさに長年の岳友。

しかし、懲りずにこんな所を渡ろうとしている

今日は月性の命日
「人間いたるところ青山あり」
池塘でおぼれたら墓も建たないか
11:旅人 :

2017/05/11 (Thu) 04:38:23

 さあ、月性にピンとこない人は、この機会に勉強しよう。私もその一人です。

 http://www2.odn.ne.jp/kotowaza/BBS/KANSI/kansi-meigen-meiku/02-jinkan-itarutokoro.htm

 
 男子たるもの、ひとたび志を立てて故郷を出たからには、
 学業の成就をみなければ、いかなることがあっても、わが故郷に帰るものではない。
 自分の骨を埋めるのは、必ずしも先祖代々の故郷を望むものではない。
 この世はどこに行っても、自分の墓地となる青く美しい山はあるのだから。

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