チェチェンと言えば、昨夜乗った列車の最後部に不思議な車両が連結されていました。最初、荷物車か郵便車だと思ったのですが、様子が違う。機動隊のデリカのように窓に枠が嵌まっています。車籍を見たら「内務省」、つまり警察でした。だいぶ治安もよくなったとはいえ、まだ警官隊の護衛が必要なようです。昨夜は何事もなく目的地に着きました。もっとも、乗る前には荷物を全部開けて調べられ、乗ってからは警乗の警官二人に、こっちへ来いと連れ出され、しつこく尋問されました。まあ、治安のためは、自分のためでもあるし、これは仕方ないと思いました。