集まれ旅人Ⅳ

しかし、行ってみると、砂州は十分広い。ボサボサ頭を支える太い首のようになっている。

しっかりした踏み跡もある。歩きながら、頬が緩んだり、目尻が下がったりすることはなかった。この点は旅人の杞憂に過ぎなかった。

　四等三角点があった。標高84・1ｍ、山ランはどうか。山名事典には出ていないので無効である。有効であっても、ＱＴＨを口にする勇気がない。

公園にある説明版に注目したい。「珍小島」を素直に読めば、「珍なる小島」、従って、ローマ字は chin-kojima であるべきだ。ところが、ここでは chinko-jima となっている。如何にも厭らしい意図が見て取れる。

そうだろう！　みんな！

　キンタマーニ高原で観光し、チンボラソを見上げた後は、やはり珍小島でしょう。ユネスコは世界名前遺産に登録するやもしれません。

　三角点もあり、到達感のある場所でもあるよう。でも上陸に際し、少し味気ない気がするのは私だけだろうか。16条のあの旗を、島を占拠した時に翻して欲しかった・・・（笑）。

　山ランの息抜きに、島ランはどうでしょう。ＱＴＨはハッキリと告げねばなりません。

ユネスコに登録されています。ただし、名前遺産ではありません。洞爺、有珠ジオパーク・・・カルデラ湖と火山を合わせた地殻変動の見本として。珍小島も多少関係あるでしょう。

　珍小島を上から見てみましょう。アレに似ているでしょう。そこで、古来、人々はチンコ島と呼び習わしてきた。これをローマ字にすれば、chinko-jimaとなる。さすが、ユネスコです、厭らしい意図などはない。

　漢字は当て字なので、意味にこだわることはないのです。

　下仁田ジオパークも何か一つ観光客の目をひくものが欲しい。http://www.shimonita-geopark.jp/　優等生過ぎて面白みがなく、洞爺湖町観光課を見習ってほしい。洞爺湖のアソコは、そのうち女性に大人気の場所になったり。インスタグラムが大流行りです。アソコでの撮影が流行り出すでしょう。

　10月10日は島の日との事。前後して、洞爺湖周辺は女性客で宿がとれなくなるでしょう。