集まれ旅人Ⅳ

　ここは中日ファンの猫爺氏でも、津田さん投入でしょう。

　いやこっちか。内容物ではもったいないので、箱を切って詰めましょう。

ストッパーで効かなくなったので、今回はトメダインを持参しました。幸い、まだ開封していません。

ドラゴンズのストッパーは総崩れです。お笑い芸人と同名のこのピッチャーなども終盤に登板しては炎上するシーンをよく見ます。

　ドラゴンズにトメダインを！

　抑え要員と芸人は頑張っていますが、こちらはつい先日に引退を発表しています。https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/01/matayoshiyes_a_23472395/　都民としては残念でしょう。幕が引けないようになっているロシアだと、引退は無いのかも。

　「唯一神」、又吉イエス様が7月20日、逝去された。

　同じ頃、ドラマ「せごどん」でピース又吉演ずるダウン症の将軍家定公もお亡くなりになる。

　ドラゴンズの又吉は、今日もまた、マウンド上で火だるまとなって果てる（ヤクルト8－7中日）。
　
　全国の又吉よ、奮起せよ！　今こそ立ち上がる時だ。

　接戦を落とした中日、室田君から秋山君への継投とするべきだったでしょう。１０点差もついて近県戦を制しています。　

　昨日の済美、星稜戦、８回裏のこのスコアを見て、４年前を思いだしてしまいました。

　９回裏、星稜は０－８から９点をあげてサヨナラ勝ち。「因果は巡る」と言うのでしょうか・・星稜は面白いチームです。

　「マタヨシ」は駄目だったが「マサヨシ」はよく打った。８回裏、逆転スリーラン、ここからドラマが始まった。ドラゴンズの又吉も政吉と改名し、打者に転向した方がいいでしょう。

又吉「君は、リードされている８回裏に逆転スリーランを放った。俺はリードしている８回表に出てきて、ツーアウトランナーなしから４連打で大逆転を喰らった。この違いは何だ」

政吉「先輩、それは、一言で言って心臓の違いではないでしょうか。俺は絶対打たれないと自己暗示にかけることです。そうすれば、球は速いのだし、きっと抑えの切り札になれるでしょう」

又吉「ありがとう、頑張ります」

政吉「それと、その顎髭がむさくるしくてよくない。私のようにさっぱりときれいに剃れば、球の切れもよくなるのではないでしょうか」

又吉「そうか、そうしてみます」

又吉直樹（ピ）「私は『火花』で芥川賞を貰った」

北野武「私は『hana-bi』で国際映画祭に入賞した」

又吉直樹（ピ）「あなたも、野球に見切りをつけて、何か書いてみたらどうだろう」

又吉克樹（ド）「二軍に落ちて暇が出来たので、ちょっと書いてみようか。どんなテーマがいいでしょうか」

又吉直樹（ピ）「やはり自分の体験から『炎上』とか『火だるま』などがいいのでは」

又吉克樹（ド）「考えてみます」

　高校野球に、平田選手のサイクルヒットも飲み込まれてしまいました。そして今日は高校野球のような巨人対中日のスコアー。高校野球にチャンネルを変えた人も多いだろう。




　久しぶりにそのプロ野球を見ました。巨人の阿部選手の走塁風景を見ましたが、どう見てもスポーツ選手の走る姿に見えませんでした。もう一つ、大阪桐蔭の監督の腹は、あんなに出ていていいのだろうか。他人の容姿に小言を言うのはいけないのは判っていますが、違和感を抱くのは私だけだろうか。とりあえずいいとします。あの監督がファーストだったら、サードだったら、センターだったら、変じゃないだろうか。監督だから太っていていいのでしょうが、これは山本五十六の人材育成法に反するのではないだろうか。

　

　はい、その通り、私もチャンネルを変えました。不甲斐ないドラゴンズを見捨てて高校野球に。お陰で歴史的なシーンをリアルタイムで見ることができました。

　サヨナラスクイズなら珍しくもないが、「逆転」さよならスクイズは滅多にないでしょう。長生きはするものです。

　それとＮＨＫの中継もよかった。２点目が入った時、アナウンスが沈黙、突っ伏したまま起き上がれない捕手、呆然とする投手、抱き合う金足ナインなどをフラッシュバックのように坦々と流す。まるで映画のラストシーンのよう、ＮＨＫの好プレイでしょう。

ＮＨＫ会長「高校野球でサヨナラの幕切れにアナウンサーが黙っていて余韻があってよかったと、等高線で褒められている」

大坂アナ「単にさぼっていただけでしょう。それとも、スコアが計算できなかったとか・・」

会長「いや、あれは計算された沈黙だ。相撲の実況でも応用できないか」

大坂「どんなふうに？」

会長「来場所で大関取りの御獄海が白鵬を破って連続優勝を決める。その瞬間、舞い飛ぶ座布団、顔を歪める白鵬、万歳する観客、夢見心地の御獄海・・この間、キミは黙っていろ」

大坂「駄目です。北の富士がしゃべり出すでしょう」

会長「そうか・・・・」

　金足農業のユニフォームの「kanano」に、台湾映画「kano」を思いだした人も多かったかもしれない。

　私は３年前、台湾に行った時、バスの中でビデオを見せられました。

　１９３１年、当時日本の植民地だった台湾の嘉義農林（嘉農）が甲子園に出場、エース呉明捷の活躍で決勝まで進むが、最後は指の皮が裂けるなどして中京商業に敗れる。

　kananoのエースも連投ですでに腰を傷めていると言う。このまま決勝まで行ったら指の皮どころでは済まないかもしれない。年間を通じて「連登」でもけろっとしている旅人の足腰を吉田君にプレゼントしたい。

　無音の美。「徐かなること林のごとく」と言った武将の内容とは少し違うが、結果は称賛に値する。たぶん、アナウンサーのセンスなのだろう。多くを語る商売でありながら、無音を利用する巧妙さ。ラジオでもテレビでも、無音時間がとても怖いと言われます。



　吉田投手には、スーパージョイントをお勧めしたい。鎮爺氏の奥方は、これで病む場所がかなり改善したよう。私は今は飲んでおりません。痛い時は飲みましたが、治ってからは飲まずとも平気になりました。膝と腰と首は気をつけましょう。重荷でガンガン下ると、その疲労の歪がいずれやってきます。必ずやってくると言ってもいい。